◆礼服(れいふく)とは、フォーマルウェアともいい、冠婚葬祭、パーティー、式典など敬意を表する場合に着用する衣服の事をいいます。
礼服には、正礼服、準礼服、略礼服と、ランクに分けられますが、いざ礼服を着る場合に、どれを着ていいのか大変分かりにくいものです。
たとえば、結婚パーティーなどの招待状で「平服で」と書いてあったら、普段着でという意味ではなく、「気軽にご参加ください」といった先方の心遣いの現れですので注意しないといけません。「平服で」と書いてあったら礼服でお越しくださいという意味です。
平服は、紺やグレーなどのダークスーツ指定ということです。女性の場合は、ワンピースやスーツを着て、チーフやアクセサリーなどで、多少、華やかさをプラスするといいでしょう。
礼服の種類と用途を、以下でまとめてみましたので参考にして下さい。
【正礼服】
(男性)昼はモーニングコート、夜はタキシード、燕尾服、紋付羽織袴
(女性)イブニングドレス、アフタヌーンドレス、留袖(黒留袖、色留袖)
(用途)新郎新婦、両家のご両親、仲人(媒酌人)
【準礼服】
(男性)デレクターズスーツ、ブラックスーツ、タキシード
(女性)ディナードレス
(用途)親戚など
【略礼服(平服)】
(男性)ブラックスーツ(黒のスーツに白ネクタイ)、ダークスーツ
(女性)デイタイムドレス、ワンピース
(用途)友人・知人
※日本の場合、男性は格式の高くない一般的な結婚式にはブラックスーツ(黒のスーツに白ネクタイ)を着る人が多い。
パンツの裾はダブルはもともと裾が汚れるのを防ぐためのものなので、シングルにするとフォーマル度が高くなります。
※女性は、花嫁さんを立ててあげるため白色の服は避ける事。
結婚式・披露宴の服装
礼服の種類と用途
男性の礼服の種類と特徴
女性の礼服の種類と特徴
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