(洋服)
◆モーニングコート
男性用の礼服の一つで昼間に着用する正礼服。黒無地の燕尾服型の上着とチョッキに縦縞のズボンを組み合わせる。
モーニングコートは夜間には着用しないものですが、日本では夜間にも用いる場合もあります。
◆燕尾服(えんびふく)
男性用の最上級正礼服の一つで夜間のみ着用される正礼服。燕尾服は、白い蝶ネクタイを用いるためホワイト・タイと呼ばれている。公式の晩餐会をはじめ、格調高い結婚式や披露宴まで広く着用されている。オーケストラの指揮者や演奏者、社交ダンス大会などでも使われる。
◆タキシード
男性用の礼服の一つで夜間のみ着用される正礼服。同じく夜間用の礼服である燕尾服よりもやや略式なもの。タキシードは黒い蝶ネクタイが用いられるためブラック・タイとよばれる。用途が広く、国賓を招いた晩餐会から気軽なパーティーまで広く着用されている。
◆デレクターズスーツ
男性用の礼服の一つで準礼服。シングル、またはダブルの黒の上着に、ベストと縦縞のズボンを組み合わせる。ディレクターズスーツは、モーニングとは上着の型が違うだけのモーニングの略装であり、世界的に通用する礼服で、結婚式にふさわしい礼服です。
◆ダークスーツ
男性用の略礼服。黒だけでなくチャコールグレーや紺色、またはグレーや紺を基本とした縞柄が入ったものなどを指します。ダークスーツには白か淡いブルーのシャツ、ネクタイは無地か小紋柄、または紺地に白の水玉柄など。招待状に「平服」と記されていれば、ダークスーツ指定ということになります。
◆ブラックスーツ(黒のスーツ)
男性用の略礼服。日本の場合、男性は格式の高くない一般的な冠婚葬祭にはブラックスーツ(黒のスーツ)を着る人が多くオールマイティーな礼服です。
しかし、外国の人から見るとブラックスーツに白のネクタイは、異様に映るそうです。世界的にはネクタイはビジネス、蝶タイはフォーマル用という認識があるからです。ブラックスーツ(黒のスーツ)には蝶タイをあわせるといいようですが、その辺は他の参加者にあわせ臨機応変に対応したいものです。
(和服)
◆紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)
一般的に和服のなかで、男性の第一礼装とされる衣服です。紋付の長着に袴をはき、紋付の羽織を着けます。
武士が使用した家紋をつけた陣羽織を原型として、明治時代に正装として広まりました。
結婚式では、新郎や両家の父親が着用します。大相撲の 関取の正装でもあります。
結婚式・披露宴の服装
礼服の種類と用途
男性の礼服の種類と特徴
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